建築士の仕事はどんなことをするの?

建築士の仕事のやりがい

建築士は依頼者の意見、要望をもとに住宅やビルなどを設計する仕事です。建築士としてのやりがいは「自分の思い描いていたものが形になること」にあると思います。設計から完成までには色々な作業が必要です。まず、依頼者がどのようなものをイメージしているのかを感じ取り、いろいろなプランを作成していきます。

自分では良いと思っていても依頼者の希望に沿っていないといけませんので、お互いが満足するまでには長い道のりがあります。そして、お互いが納得するプランができたとしても、価格面での問題により、更に修正を加えなければならないということは多々あります。単純に型にはめるのならそこまでの苦労はないかもしれませんが、街並みや風景、日当たりなどを含めて、いろいろなメリット、デメリットを考慮しながら、より良い形に設計するのはかなり大変です。しかし、その大変な道のりを乗り越えて作り上げるからこそ、やりがいを感じられる仕事だと思います。特に、依頼者に「頼んで良かった」と思ってもらえる家づくりが一番大事です。

建築の知識があるがゆえに、依頼者が思っていること以外でも、こだわってしまったりするので、「ここに窓を持ってきたのはこんなふうに光が入ってくるからなのですね。」というように、依頼者が思っている以上のものが出来上がっていて、そして、依頼者が本当に喜んでくれていたら、本当に「この設計をしてよかった。喜んでくれてよかった。」と心から思えます。

「ここはもう少し変えたかったな。」と言われるとちょっと凹んでしまいますが、全体的に満足してもらえたらやっぱり嬉しいものです。建築士は依頼者の夢を形にすることが基本ですから、より良い、より喜んでもらえるような家づくりをしたいものです。でも、自分らしさも出したいのでどうすればうまく収まるか、かなり考えます。そうした苦労の分だけ、出来上がった時にはすごく達成感が出てきます。また次も頑張ろう、できる限りのことをしようと思う瞬間です。

何件も手がけてくるとスペースの有効利用の方法や、生活しやすい動線等、どんどん深いところまで考えていけるようになっていきます。失敗も成功もいっぱい経験することでこれまで以上の良いものを作っていけるようになる、それが建築士の醍醐味でもあると思います。依頼者の意見をしっかり反映しながら、自分らしさを出し、設計することができるようになることは大変ですが、後でこうすれば良かったと後悔しないように設計できたなら、その家を設計できたことは誇りになり、結果やりがいへと続いていくと思います。

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